私が西伊豆健育会病院に理学療法士として入職し5年以上が経過しました。

入職当初は急性期に関する知識が乏しく、術後早期のリスク管理や疼痛による拒否に悩まされていました。しかし、先輩方の丁寧な指導やアドバイスがあり成長していくことができ、円滑かつ患者さんに寄り添ったリハビリテーションを実施できるようになりました。また、リハビリテーションに関してのみならず、リハビリテーション科内の環境を意識していく重要性を身に付けることができ、今ではリハビリテーション科の管理者も任せて頂けるように成長できました。

当院は僻地にあり退院した患者さんともスーパーや街中でお会いする機会があります。その際に、「お陰様で元気に生活できているよ！」「大怪我してこんなに歩けるようになるとは思わなかった！ありがとう！」とお声を頂けることがあります。そのようなお言葉を頂けることは理学療法士として、この上ない嬉しさと仕事のやりがいを感じます。

また、仲田医師をはじめ多くの医師や看護師からアドバイスを頂けることがき、自己学習した事も臨床で活かしリハビリテーションの効果が得られると成長した事を実感することができます。それもまた仕事のやりがいとして感じています。

西伊豆地区は高齢化率が50％を超え、高齢独居の方も多く在住しています。その為、歩行が困難になると自宅に戻ることができなくなるケースが多くあります。その為、住み慣れた在宅での生活に戻り再び患者様が笑顔で生活できるように今後も精進し続け質の高いリハビリテーションを提供できるように取り組んでいきたいと思います。