入職して23年が経ちました。30歳で未経験の医療職に転職し、まず配属されたのが理学療法科の助手でした。今ではリハビリテーション科という立派な部署になっているのですが、当時は鍼灸あん摩マッサージ師と助手の2名で業務を行っていました。そこで5年間、患者さんとのコミュニケーション、医療とは何かを学びました。

患者さんに感謝されることも多く、大変でしたが、それと同時にやりがいも感じていました。次に配属されたのが健康管理室でした。ここでは『健康維持』、『疾病予防』、『病気の早期発見』のサポートを行なう部署になります。

自分が責任者になるまでは、目標がとにかく現状維持で受診者さんに自信を持って勧める検査もなく、受診者数に関しても減少する一方でした。そこで上司、医師、関連部署に協力いただき、『人間ドック』、『脳ドック』の内容強化、そして今では健診の主となっている『協会けんぽ健診』の実施を可能にしました。

今では多くの企業、受診者さんから選ばれる健診機関になっており、より多くの『やりがい』と『幸せ』を感じています。これからもチャレンジ精神を忘れることなく、受診者さんのことを第一に考え、より良いものを提供できるよう取り組んで行きたいと思います。