仕事のやりがい
Vol.0942023.06
- 「人の気持ちを汲み取ろうと努力すること」
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職種:
看護師勤続年数:
4年2ヶ月 -
私は西伊豆健育会病院に入職し5年目になります。入職時は地域包括ケア病棟の配属で、先輩看護師や多職種の方々にアドバイスをもらい、患者さんの入院生活から退院後の生活を見据えた看護を考えてきました。1年目の時、私は視野が狭く、病気の受容ができていない患者さんに無理にでもリハビリを勧めようとしてしまいました。信頼関係が築けずに悩んだときに、尊敬しているプリセプターから「患者さんそれぞれに、その人の生活スタイルや気持ちがある」「入院前と今の体の変化に患者さんはどう思っているのか、目を向けてほしい」とアドバイスをもらいました。そこで、自分が患者さんに押し付ける関わりをしている、ということに気づき、患者さんの気持ちがあっての看護と自分の行動や思考を振り返ることができました。
現在は急性期病棟でプリセプターとして勤務しています。反省を活かし、患者さんの気持ちや目標を知ることで「あなたは話を聞いてくれる」と患者さんから言葉を頂く機会もありました。
また、気持ちがあるのは患者さんだけでなく、ともに働く職員にもあります。プリセプティーの考えや目標を対話から汲み取りながら、ともに成長していきたいと考えています。
相手の気持ちを考えて自分の視野を広げた看護をすることが、私のやりがいです。