私は、出産後に西伊豆健育会病院に入職し、この10月で7年目を迎えました。子供を預けながら仕事ができることが私にとって、西伊豆健育会病院で働きたい、出産後に早く復帰しようという気持ちになったきっかけでした。入職前は地域の診療所で勤務しており、訪問診療に興味があり、褥瘡の処置、家族指導を行っていました。そのような背景もあり、褥瘡発生数が多かった、当院の褥瘡対策チーム副委員長となり、発生原因の傾向をつかみ対策を練り直しました。「発赤カード」「褥瘡委員会の病棟ラウンド」「体圧測定器」の導入など、委員会メンバーに知恵を借りながら色々なことに取り組んできたと思います。こをれらのことを行うことで褥瘡予防の重要性を再認識できるようになりました。2017年褥瘡の新規発生は50件以上あり、改善数より発生数が上回っている状況でしたが、4年後には10件前後となり大きくマイナス改善することができています。褥瘡新規発生ゼロを目指し、チーム一丸となって効果的な取り組みを更新しつつ行っていくことが、私の仕事のやりがいとなっています。これからも、患者1人1人に寄り添った看護を模索し続けていきたいと思います。