仕事のやりがい

Vol.0902022.10
「退院調整看護師として」
職種:
退院調整看護師
勤続年数:
33年6ヶ月

平成元年に入職し昨年の4月より退院調整看護師として医療連携室に配属となりました。退院調整看護師は退院支援と調整が主な仕事であり、地域包括ケア病棟と地域をつなぐ橋渡し的な存在を担っています。

現在、患者さんとそのご家族に接し、入院中から退院後のことを一緒に考え、在宅で過ごすためには何が必要であり、また困ることをイメージしてもらい、早目の対応を心掛けています。その上で、医師や病棟看護師、相談員などとも連携し、問題点の解決策として退院前カンファレンスの実施と各種サービスの調整等を行い、院内だけではなく地域とも連携しています。

これまで私は院内での業務がほとんどで、コミュニケーションが得意でなく、患者さんとご家族に迷惑をかけてしまったこともありましたが、今は同僚の協力得ながら、意向に沿った退院支援ができるようになりました。全てがご希望された通りにはいきませんが、退院後にご家族から、「心配もあったけど、家で過ごすことができて良かったよ。」と声をかけて頂くことがあり、とてもやりがいがを感じています。これからも患者さんが退院後に安心して過ごせるように、患者さんとご家族に寄り添った親身な対応を心掛けて参ります。