仕事のやりがい
Vol.0872022.7
- 「西伊豆地区での言語聴覚士としてのやりがい」
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職種:
言語聴覚士勤続年数:
1ヶ月 -
今年7月に当院初の言語聴覚士(ST)として入職しました。言語聴覚士は、話すことや聞こえの障害によりコミュニケーションに問題がある方や、食べること・飲み込むこと(摂食嚥下機能)に障害がある方に対し、検査・評価を行い、指導や助言、援助を行うリハビリの専門職です。
私は、摂食嚥下リハビリを専門として急性期病院や訪問リハビリで経験を重ねてきています。この西伊豆地区は高齢化率が全国トップレベルに高く、誤嚥性肺炎予備軍が多いにもかかわらず、嚥下の専門家不在という状況だったわけなので、私としては大変やりがいのある環境です。地域初の言語聴覚士として、また自分の集大成として病院や地域に貢献したいという思いで岐阜から単身赴任でやってきました。
看護師さんや栄養士さんをはじめ、いろんな職種の方から「嚥下をみれる人がいなくて困っていたので助かります」などと、声をかけてもらえ、期待に応えたいなという思いでいっぱいです。
現在、「摂食機能療法」という摂食嚥下リハビリの実施・算定を病院全体で行っていくための準備を進めています。まずは院内の摂食嚥下リハビリの体制をしっかり作り、嚥下障害の早期発見・早期対応によって誤嚥性肺炎予防に取り組んでいきたいと思っています。