私の仕事は病院内の清掃を主とし送迎業務、院内設備の保守・修繕等、多種多様です。

社会人になってからは路線バスやロケバスの運転手と主に車を運転する仕事に従事していたので、当院に入職する際も送迎業務のつもりで入職しました。しかし、実際入職してみると院内の清掃や設備の修繕等、経験の無い作業ばかりだったので不安がありました。更に2年程前、マイクロバス専属のパート運転手が入職したため、私は「清掃業務のリーダー」となりましたが、正直やりたいとは思いませんでした。しかしながら、リーダーに指名されたことで、自分への期待を裏切りたくないという気持ちになり、業務改善にとりかかりました。まずは清掃作業を見様見真似で行い、作業効率が悪い原因を「人」と「道具」とに分けました。「人」は作業者の得意・不得意な部分を見つけ仕事を割り振り、「道具」は整理整頓を行い「見える化」を図りました。仕事の「効率化」、「見える化」の徹底で清掃箇所の抜けが無くなり、責任の所在がはっきりしたので作業者から仕事がやり易くなったと言われました。また入院患者さんから「いつも清掃ご苦労様です。いつもきれいな状態でいれて嬉しいね」との声をかけて頂ける事が私のなによりの「やりがい」となっています。

また、自分達が「清掃」や「修繕」を効率的に行う事で施設管理課として、他部門のサポート業務に繋がっていると分かり、更に張り合いが出来ました。