私は、イベント食を担当して4年になります。月2回のイベント食は、旬の食材を使用した季節の献立になっています。担当になった時は、私にできるのか、とても不安でした。しかし、入院中の患者さんを食事で喜ばせたいと、常日頃より思いながら業務にあたっていたので、私にも患者さんを食事で喜ばせるチャンスが来たと思いました。

イベント食を実施する際、栄養士と念入りに打ち合わせをし、他の調理スタッフの協力を得て、成功を目指しています。そして栄養科のスタッフ全員で配膳をし、本日の食事について説明します。2月の節分の行事では恵方巻を作りました。その時に「病院でお寿司を食べれるなんて思っていなかったので、すごく嬉しいです。」と喜んでいただきました。また5月の母の日では手作りのキャラメルババロアを甘さ、固さ、量を考え何度も試作しました。配膳時に「おいしいです。」と言っていただき、笑顔で食べて頂いている患者さんを見ることが私のやりがいになっています。

これからも笑顔になる食事の提供を目指して頑張っていきたいと思います。