私は平成14年の12月に事務職員として入職しました。現在の仕事は患者さんの相談業務と他の医療機関や施設との連携業務が主な仕事です。相談員として患者さん・ご家族の希望を汲み取り、伊豆地区の健育会グループ間で情報共有を行い、患者さんの転院・訪問診療・訪問看護の連携も行っています。

相談に来る患者さん・ご家族は1人として同じ人はいません。その人のおかれている状況や生活環境も違い、利用できる制度やサービスも千差万別です。そのため、相談員は日々変化し続ける法律や制度の仕組みを確認するのはもちろんのこと、現場にどう影響するか、患者さん・ご家族が困らないようにするにはどう対応したらよいのかをその都度考えていかなくてはなりません。

常にスキルアップを求められ相談員は知識・技術の習得、実践に生かしていく必要性があります。健育会グループでは十分な研修機会を与えて頂いており、そこで得た知識・技術を活かしながら、入院直後から退院後の生活を見越した治療方針の選択を含めた患者・家族との相談や支援を行っております。患者さん一人ひとりとしっかり向き合って話を聞き、必要な福祉サービスを提案した結果、患者満足度アンケートで高評価を頂いております。

私にとって仕事のやりがいとは「自己研鑽に励みながら、提案したサービスで患者さん・ご家族が喜んで頂けること」にあります。今後も西伊豆健育会病院の一員として、日々勉強させて頂けることに感謝しながら、健育会グループに少しでも貢献できるよう頑張っていきます。