私は、この健育会グループに入職して2年半です。薬剤師としての経験は19年になります。その前は結婚出産などもあり、調剤薬局での勤務をしていましたが、卒学時の入職は病院勤務で7年間してきたことから、もっと早く患者様とより接することができる病院勤務に戻ればよかったと今更ながらに後悔していますが、地域での経験も生かして勤務させて頂いております。

私は入職当時から薬剤管理指導業務を主に専任として従事しております。健育会では目標設定をして半期ごとに行います。目標人数に達成できるように薬剤管理指導業務することで、はじめは以前やっていた経験を活かし、指導する人数を達成することばかり考えていました。しかし、当然ながら本来は全員の患者さんの薬剤管理指導を行っていくのが望ましいので目標をどんどん上げて全員に目が届くよう心掛けるようになり現在は3階病棟全体を見られるようになりました。患者さんに投与されている内服・注射を把握し医師に適切な情報提供をするとともに、患者様に処方目的・処方内容・効果・副作用などの説明をし、投与後のモニタリングをします。一言で薬物治療と言ってしまえば簡単ですが、いろいろな患者さんの背景（腎機能・肝機能・既往歴など）で変わってくるため、奥が深く、やりがいが感じられる仕事です。患者さんと話をすることで情報収集・観察して医師に提案したり、看護師と相談したり、チーム医療によって、自分の持っている技術を生かし患者様により安心してもらえたらよいと思って仕事をしています。ちょうど1年前からは電カルの導入に伴い患者さんの情報共有もしやすくなり、より薬剤管理業務もしやすくなっています。退院後の支援も含めて、地域の薬局への連携も進めています。

また、昨年からは病院の夢を語る会のメンバーに入って活動しています。活動していく事で自分の意識の向上となり、よりよい病院にして地域に貢献したいと仕事に対する姿勢が変化したように思えます。より多くの職員に同じ意識で仕事をしていけるように広めていきたいと思います。

やりがいは常に向上心を持つことによって生まれるのだと思います、少し高めの目標をいつも考えこれからも頑張っていきたいです。