看護部の紹介
看護部理念

当院は、急性期一般病棟と地域包括ケア病棟を備え、超高齢化が進む地域で「断らない医療」を実践しています。看護の現場では、患者さん一人ひとりの物語に耳を傾け、患者さんが大事にしていることを守ります。そして環境と保清に十分に気を配り、正しい知識と技術で安心できる医療を提供します。看護部は職員同士の距離が近く、何でも相談しやすい環境が特徴です。チームワークを大切にし、多職種と連携しながら、地域を支える看護を目指しています。
各部署の紹介
二つの病棟の特徴

2階一般病棟(36床)
外来からの緊急入院や、検査手術のための予約入院患者を受入れる急性期の治療を行う病棟です。

3階地域包括ケア病棟
急性期の治療が終了した患者や自宅でのケア力が不足し、支援が必要な患者お受け入れる病棟です。レスパイト入院も積極的に受け入れています。

外来
西伊豆健育会病院は海と山の自然に囲まれた唯一の病院です。小児から高齢者まで受診され当院は「救急を断らない」をモットーに24時間365日の対応を行っています。その入り口となる外来は多職種が一丸となり、経験豊富な看護師が対応しています。患者さんをお待たせしないように親身な対応を心掛け、安全に安心して受診できることを心掛けて対応しています。
透析室
当院の透析室は20床を有し、1日おきにお会いする患者様と信頼関係を築くために、患者様の情報交換を御家族と共に共有できるように対応しています。困っていることを素早くキャッチし、素早く対応できるように親身に対応しています。オンコール体制でいつでも臨時透析が対応できること、また、海と山と豊かな自然を訪れて来るゲスト透析の受け入れも行い、旅行者が安心して楽しい西伊豆を過ごせるように対応しています。看護体制
チームナーシング受け持ち制

ベテランから新人まで様々な経験を積んだ職員のいるチームで、活発なカンファレンスを行い、チームで協力して看護を提供しています。また、医師、ケアワーカー、リハビリ担当者等とともに多職種カンファレンスも行いそれぞれの専門的な知見から意見を出し合い、患者さんにとって最も望ましい方針が立てられるよう協働しています。
教育理念
「正しい知識 優れた技術 しなやかな感性を育む」

- ナイチンゲールの教えを看護技術の基本とし、ステップ1~4まで、Eラーニング、集合研修、OJTを組み合わせ、
個人の経験やスキルに合わせた教育体制を整えています。 - 地域の皆様の心と身体の健康を守るため「安全できめ細やかな看護・介護サービス」が
提供できるよう研鑽に励んでいます。
クリニカルラダーシステム
〈評価システムと連動した適切な目標管理〉
レベル
1
新人
-
指示、手順に従い安全なベッドサイドケアができる
-
看護師役割を理解し、その責任を自覚する
-
院内研修、看護実践を通して看護知識を吸収する
-
規律、倫理行動を理解
-
看護理念と目標を認知
レベル
2
一人前
-
看護経過をふまえた個々の患者さんの応じたケアができる
-
チームメンバーとしての役割と責任を果たす
-
院内外教育を看護実践の場に活かす
-
律、倫理行動を尊守
-
看護理念と目標に向けて行動する
レベル
3
中堅
-
看護上の問題を見つけ、解決することができる
-
プリセプターとしての役割と責任を果たす
-
後輩に対し、教育を行う
-
倫理的側面の評価
-
自己の看護理念と目標への取り組みを行う
レベル
4
達人
-
リスクマネジメントを行い、創造的な看護を実践する
-
チームリーダーとしての役割と責任を果たす
-
管理専門領域において教育を行う
-
職場活性化へ貢献
-
他の模範となる行動
医療人としてのスペシャリストへ!
その他の研修
1年目・2年目・3年目研修

経験年数別の看護技術研修をきめ細かく実施しています。講師は当院医師、先輩看護師、看護師長、看護部長など目的に応じてになっています。
看護研究

看護研究はグループ本部の支援により年間を通して研究に精通した講師の指導を受けながら進めていきます。日本看護学術集会をはじめとした全国規模の学会で毎年成果を発表しています。
TQM活動

毎年テーマを選定し、年間を通して取り組んだ活動の成果をまとめ、グループ内・全国大会で発表しています。
BLS/ICLS研修

医師、看護師をはじめ事務職も含めた多職種で構成された委員会です。現在はICLSインストラクターの育成も院内で実施しています。地域では多くの団体にBLSの指導を行っており、指導には「分かり易い」と定評があります。