仕事のやりがい
Vol.127
2026.03
通所介護職員
勤続年数: 11年6か月
体操を通じて生まれる目標と笑顔への支援
私が介護職としてやりがいを感じるのは、日々の体操を通じて利用者さんが新たな目標を持ち、生き生きとした表情を見せてくださる瞬間に立ち会えることです。現在、通所サービスの1日の締めくくりとして実施している体操では、毎月異なるプログラムを取り入れ、身体機能の維持・向上だけでなく、記憶力の活性化も目的としています。単調にならないよう内容に変化を持たせ、常に新鮮な気持ちで取り組んでいただけるよう工夫を重ねています。
新しいプログラムを実施した際には、「今回のは面白い」「歌も覚えられた」といった前向きな反応をいただきました。利用者さんが声を出しながら楽しそうに身体を動かされている姿や、積極的に歌を口ずさまれる様子を間近で見ることができ、この時間が単なる運動ではなく、心身の活性化につながっていることを実感しました。こうした変化を直接感じられることは、担当者として大きなやりがいとなっています。また、「家族に見せたいので、正しく動けるようしっかり教えてほしい」という言葉をいただいた経験は特に印象に残っています。この言葉から、体操が単なる機能訓練にとどまらず、ご家族に元気な姿を見せたいという具体的な目標や、生きがいにつながっていることを強く感じました。利用者さんの中に「できるようになりたい」という意欲が生まれること自体が、支援の成果であると考えています。
利用者さん一人ひとりの反応や小さな変化が、ご本人の自信やご家族の安心、喜びにつながっていくことは、この仕事ならではの大きな魅力であり、やりがいです。今後も利用者さんの思いに真摯に向き合いながら、日々のレクリエーションや体操の質をさらに高め、一人ひとりが前向きな目標を持てるような支援を継続していきたいと考えています。