介護福祉士として7年間、入所部門で多くのご利用者さんと関わってきましたが、今年の9月から通所部門へ異動となり、新しい環境と業務に戸惑う日々が続いています。
送迎やレクリエーション、日々の支援の流れなど、覚えることも多く、最初は思うように動けず、職員の皆さんに助けていただくことばかりでした。それでも、ご利用者さん一人ひとりの表情や声かけから、その方の思いや生活の背景を知るにつれ、「この方にとって、今日一日が心地よい時間であってほしい」という気持ちが自然と強くなっていきました。
少しずつ名前や好み、ペースを覚えていく中で、関わりの中で笑顔が返ってくる瞬間に、通所ならではの温かさややりがいを感じています。また、通所ではご家族との関わりも多く、「家でもこんなふうに笑っているんですよ」と声をかけていただくことがあります。ご利用者さんだけでなく、そのご家族にも安心や笑顔を届けられることが、この仕事の大きな魅力だと感じています。
まだまだ学ぶことは多くありますが、仲間の支え、ご利用者さん・ご家族との関わりを通じて、自分自身も成長できるこの環境に感謝しながら、これからも「寄り添う介護」を大切にしていきたいと思います。