昨年度、しおさいにおいて高額な数点のDXを導入していただきました。私はDX委員として、その意義や操作方法を職員に伝える役割を担い、最初は不安もありましたが、この取り組みに携わることで得られるやりがいを感じました。従来の手作業やアナログ管理を見直し、ICTツールや記録システムを導入することで、業務負担の軽減を目指しました。活動当初は、慣れ親しんだ従来のやり方からの移行に戸惑う職員もおり、操作方法が苦手な職員もいました。そのため、定期的な説明会や個別指導を行い、入所介護職員全体に新しいシステムを周知することができました。その結果、介護職員一人ひとりの負担が軽減され、より多くの時間を利用者さんとの直接的な関わりに充てられるようになったことは、非常に大きな達成感とやりがいを感じる瞬間でした。特に、職員同士で新しい取り組みを共有し、支え合いながら成長していく過程に立ち会うことは、チームとしての一体感を高め、組織全体が進化していく喜びを感じることができました。
今後も業務の効率化を進めていく中で、現場の声に耳を傾け、現実に即したDX推進を実現することで、「働きやすさ」と「質の高い介護」の両立に貢献したいと考えています。この取り組みが私にとって大きなモチベーションとなり、やりがいに繋がっています。今後もその意欲を持ち続け、さらに成長していきたいと思います。