仕事のやりがい
Vol.109
2024.09
介護福祉士
勤続年数: 10年8ヶ月
一歩踏み出した気持ちで行事に取り組めた事例
私は入職11年目で、今年度は行事委員として活動しております。今年の活動を行っていく中で敬老会を通じ、ご利用者との関りから多くの事を学びました。きっかけはの式典内で披露する余興でした。ご利用者に笑顔で目一杯楽しんでいただけるよう思考をこらし、チンドン屋をやることになり、私の役は太鼓でした。私は今まで顔に化粧をしたり、衣装を着たりとする余興をすることに苦手意識もありましたが、今回は行事委員として自分の中で新しいことにチャレンジしてみようと強い思いをもち、他の職員と話し合い、使用する太鼓・衣装を製作し、職員の皆が、チンドン屋に扮装して式典を盛り上げる内容に決め、準備をしていきました。本番当日、顔におしろいを塗るなどのお化粧をし、衣装を着てチンドン屋を披露しました。チンドン屋は大変盛り上がり、ご利用者は手拍子や声を出し、楽しんで笑っていただける姿が多く見られました。翌日、業務をしていると通所のご利用者が、わざわざ私のところへ来てくださり、「昨日のチンドン屋最高に良かったよ」「また頼むね」と笑顔でお褒めの言葉をいただき、私はそのご利用者の一言に感動しました。私は今まで行事の余興にどこか一歩踏み込めない気持ちがありましたが、今回の行事を通して普段関わりのないご利用者方にも自分が真剣に取り組んでいると気持ちは伝わると言う事を学びました。今後も今回の経験を活かして色々な発想のレクリエーションや、挑戦をし、ご利用者に少しでも刺激や楽しみの提供ができるよう努めて行きます。