地元に帰省し、そして、しおさいに入職して5年目となりました。当初から生まれた地域に貢献することを目標に努めてまいりました。この4年間で、作業療法士として多くのご利用者と関わり、委員会活動、TQMと、私にとって新しい考え方や知識も学ぶことができました。
今年度からは行政主体の地域リハビリテーション連絡会にしおさいのリハビリ職として参加させていただくことになりました。町は高齢化率50%以上で、人口減少も著しく、その包括的な取り組みは喫緊の課題となっています。この地域の特性上、町には在宅で安心して安全に暮らせる社会資源が十分とは言えない状況です。
しかし、この地域の高齢者施設の中核を担うしおさいだからこそできるシームレスな連携が様々あると考えております。
現在、私は入所、通所、訪問リハビリに携わっています。それらを通じ、地域の医療・福祉の専門職との関わりが増え、様々な情報を知ることができ、個人としての視野も行動も少しづつ広がっています。
コロナ禍以前のように、地域の人たちとの交流が増えることにより、しおさいの強みや魅力、役割を知っていただき、この地域の皆様が安心して生活できるように、もうひとつの楽しい家と位置づけられるように、一職員として努めてまいります。