仕事のやりがい
Vol.091
2023.02
介護士
勤続年数: 1年6ヶ月
常に考え、求めているケアを提供できるように
しおさいに入職前は介護職未経験だったこともあり、業務に慣れる事に精一杯の毎日でした。
以前、言葉がうまく交わせないご利用者が何を伝えたいのか理解出できないことがあり悔しい思いをしたことがありました。その際に、他職員でコミュニケーションの方法を検討し対応の仕方を皆で話し合い取り組んでいこうと決まったあと、しばらくして、ご利用者は他界されてしまいました。あの時の言いたかったことを汲み取ることができず、悔しい気持ちを今でもはっきり覚えております。
知識を学ぶ事は勿論ですが、今自分にできることは、積極的にコミュニケーションをとり、ご利用者の思いを汲んで望んでいるサービスを提供していければと、日々の勤務ではできる限り利用者全員に声をかけるようにしたところ、ご利用者の方から声掛けして下さる機会が増え、色々なお話を聞くことができるようになってきました。
座っている時間が長い方に歩行訓練の声かけをし、断られても諦めず寄り添った結果、今では積極的に歩行訓練に参加され始めたり、脳トレ提供時、会話の中での計算問題に対する間違っていたら、という羞恥心から参加する方が少ない状況を知り、「間違い探し」を勧めることにより仲間で取り組む意識に方向付けすることでご利用者の「問題探しブーム」の到来など、ご利用者のために寄り添い「愛情を持った親身な対応」を常に心がけ、提供することが今の仕事のやりがいになっております。今後も多くの経験をし、知識を学び、ご利用者にニーズに答えていきたいと思います。