仕事のやりがい
Vol.087
2022.10
作業療法士
勤続年数: 4年8ヶ月
より良い方法を模索して
私が入職して4年が経ちました。その間にCOVID-19という出来事を経験したことは、自身の考え方や仕事への取り組み方を見直すうえで大きな出来事となりました。その中の一つとして挙げられることが、感染対策の一環としてケアマネージャーを始めとした他施設の方々と直接話せる場に制限がかかり、Faxでの情報共有が主体になったことです。最初はレスポンスの悪さや、意図の組みにくさに戸惑うことや不便に思うことが多くありました。
しかし、少しずつメールやオンライン会議などを活用した情報共有の方法を新たに構築することで、むしろ今ではCOVID-19が起こる前よりも連携が取りやすくなったと思います。他施設の方々から意見を聞きながら情報共有の方法を構築することには苦労もありましたが、意見をまとめて形になってきたときには、それ以上に充実感がありました。ご利用者のニーズにより良く応じるためにも同様に、多職種から意見を集めてまとめることが必要不可欠だと思います。また、それがガッチリとハマれた時にはリハビリでの成果とは違ったやりがいを感じられます。今後も現状のやり方にとらわれることなく、より良い情報共有の方法を模索しながら、状況に合わせ『チーム』でご利用者の最善になるよう関わっていきたいです。