私は非常勤の介護福祉士です。昨年までは月に15日の勤務でしたが、父が他界したことにより、母の認知症が進行し、急遽母の介護のために退職せざるを得ない状況でした。もともと介護の仕事が好きな私は、仕事を辞めてしまうことに悩んでいましたが、職場に迷惑をかけてしまうことも申し訳ないと思っていました。そんな時、上司は「そんな風に考えずに、働き方を見直してみたらどうか」と提案して下さり、仲間も私自身の環境が整う時間を待っていてくれました。職員の「夢」も大切にしてくれるグループに感謝の気持ちでいっぱいでした。
またグループのMVVの中に、利用者さんには「輝きの一日」を、ご家族には「安心を超える感動」をというものがありますが、母の介護をするようになり、ご家族の気持ちもよりわかるようになった今、このMVVの素晴らしさを実感しています。私は今、利用者さんの介護をさせて頂けることが幸せなことだと感じています。非常勤の私でも、私自身の「夢」も大切にしてもらえる職場の環境には感謝しています。何歳でも、どんな勤務形態でも、同じ目標に向かって介護の仕事が出来ることそのものが私のやりがいに繋がっています。これからも利用者さん・ご家族に寄り添ったケアを提供出来るように従事していきたいです。