仕事のやりがい
Vol.031
2017.07
介護福祉士
勤続年数: 4ヵ月
地域包括ケアの中核として、もう一つの楽しい家を目指す
私は18歳の時、介護職員として地元のしおさいに就職しました。私のイメージとして、老健は病院と自宅を繋ぐ中間施設と考えていましたが、当時のしおさいは在宅復帰というよりは特養のような色が強く、私も若かったため、「在宅に関わる仕事がしたい」と3年で退職し、訪問介護の事業所へ再就職しました。その後、相談員や介護福祉士の仕事をしながらケアマネージャーの資格を取得し、今年の春、再びしおさいへ就職させて頂きました。
現在しおさいは、来年度の同時改定に向け、可能な方は何とかして在宅復帰というスタイルをとっており、この地域唯一の老健として無くてはならない存在となっています。
私は本年度上期の目標を「ご利用者・ご家族へ今後の方向性を決める為のサービス担当者会議を行う。」としています。この西伊豆地区でサービスが少ない中、自宅で生活するということは、なかなか難しく勇気がいることです。しかし、ご家族へ介助方法をスタッフが指導したり、在宅サービスの内容を細かく伝えることで、在宅復帰に至った時には、この上ないやりがいを感じます。今後も職種間の連携をさらに強化していき、しおさいが西伊豆地区の地域包括ケアの中核として活躍し、ご利用者にとって安心できる、『もう一つの楽しい家』となれるよう努力していきたいと思います。